米GitLabは、Gitリポジトリマネージャの、2021年最後のリリースとなる「GitLab 14.6」を、12月22日(現地時間)に発表した。
「GitLab 14.6」では、Geoセカンダリサイトがほとんどの読み取りリクエストを高速化しつつ、書き込みリクエストをプライマリサイトに透過的にプロキシするようになり、システム管理者が組織全体のすべてのGitLabユーザーに対して、もっとも近いGeoサイトを自動的に使用する単一のURLを提供できるようになっている。
さらに、リアルタイムイベントをログに記録する、GitLabエージェントのアクティビティリストが実装され、接続とトークンのステータスをログに記録することが可能になるとともに、Wikiページの編集において変更をコミットすることなく、リッチテキストとソースの2つの編集画面をシームレスに切り替えられるようになり、いつでもニーズに合ったMarkdownエディタを選べるようになった。
ほかにも、ユーザープロファイルのコントリビューションカレンダーグラフにおける表示方法の変更や、Groups APIを使用してグループを新しい親グループに転送する機能の追加、シングルクリックでのMarkdownコードブロックのコピーへの対応など、さまざまな機能追加・改善が行われている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です