米Microsoftは、プログラミング言語TypeScriptの最新ベータ版となる「TypeScript 4.7 Beta」を4月8日(現地時間)に公開した。
「TypeScript 4.7 Beta」では、Node.jsにおけるECMAScriptモジュールのサポートが追加されたほか、モジュール検出を制御するための新たなオプションであるmoduleDetectionの搭載、算出プロパティの型分析および正確な絞り込みが可能になっている。
さらに、オブジェクトおよび配列内の関数から、より詳細な推論を実行できるようになったほか、関数とコンストラクタを取得して型引数を直接フィードすることが可能になり、makeBoxをより特定の型を受け入れ、それ以外を拒否するように特化できるようになった。
ほかにも、任意のinfer型変数に制約の設定が可能になるとともに、型パラメータへの分散の明示的な指定、プライベートフィールドにおけるtypeofクエリの実行、moduleSuffixesによるモジュール指定子の検索方法のより詳細なカスタマイズなど、さまざまな機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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