超並列コンピュータの構築を目指すテクノロジースタートアップであるHigher Order Companyは、超並列のプログラミング言語「Bend」を、5月17日に公開した。
Bendは、GPU上で実行される高級言語であり、PythonやHaskellのような表現力豊かなプログラミング言語に近しい使用感と機能をもち、高速なオブジェクト割り当て、完全なクロージャサポートを備えた高階関数、無制限の再帰、継続といった機能を備えている。
GPUのような超並列ハードウェア上で実行されるため、コア数に基づいてほぼリニアな高速化が可能で、明示的な並列アノテーション(スレッドの生成、ロック、ミューテックス、アトミック)はゼロだという。
なお、Bendは同じく同社が開発した並列ランタイムである、HVM2を利用している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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