米SalesforceのSlackチームは、コミュニケーションプラットフォーム「Slack」において、新機能「Slackリスト」を6月6日に発表した。
Slackリストは、プロジェクトやリクエスト、優先すべきタスクを管理できる機能であり、Slack内でプロジェクト管理が可能になることによって、チームが目標達成に向かってさらに前進しやすくなる。
Slackリストを使用することで、Slack内で行われている膨大な会話の中から、締め切りや担当者、資料といった重要な情報を取り出して、整理・追跡できるようになり、Slack内の会話における情報の構造化を可能にする。具体的には、プロジェクト用のチャンネルで出されたアイデアを作業ステップとしてタスク化する、ダイレクトメッセージで受け取ったリクエストをまとめてチームで共有する、といったことができる。さらに、アプリ間の切り替えが不要になるため、部門を横断したコラボレーションや認識の共有もしやすくなる。
ほかにも、Slackリストを利用すればマーケティングキャンペーンの計画や製品リリース、従業員の研修、テクノロジーの導入といった作業の追跡が可能になり、責任の所在もわかりやすくなるほか、チームメンバー、チャンネルメンバー、外部パートナーをワンクリックで招待でき、他のアプリケーションやライセンス、トレーニングなしでコラボレーションできる。また、Slackリストを優先順位をつけるためのハブにすることで、より多くの仕事を短期間で完了することが可能になるとともに、ワークフロービルダーによってリストに関連した自動化の構築が容易になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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