柳井です。 ある知識領域について、ざっと調べる時に便利なものに図解系の本があります。そういった本の一冊として、だいぶ前に「図解雑学 量子論」(東京大学教授 佐藤勝彦 監修)を買いました。この手の本は、本屋の店頭で実際に手に取り、中身を見てから購入します。そういった消費行動のため、一冊の本の出来よりも、シリーズで刊行して棚面積を稼いでいることが売れ行きに繋がります。 ラインナップの豊富さで露出のスペースを確保する。同じような戦略は他の商品でも見られます。カラーバリエーションやスペックの違いなどです。しかし、中身が同じならば、購買回数は数回が限度です。けれども、図解本のように中身が違っていればシリーズで購入してくれるチャンスが待っています。バリエーションを増やすだけでなく中身も増やす。そういった方法で、露出機会とコンテンツを増やしていくのは重要だと思いました。 |
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連載4コママンガ。バイオ機械猫を取り込んだ機械猫が手にしたものは、機械の体に……。毎週火曜日更新。
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柳井 政和(ヤナイ マサカズ)
クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。
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