Amazonは8日、同社のホスティングサービス「Amazon EC2」の仮想マシン用GUI管理ツール「AWS Management Console」ベータ版を公開した。
Amazonは8日、同社のホスティングサービス「Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)」の仮想マシン用GUI管理ツール「AWS Management Console」ベータ版を公開した。同Webサイトより利用できる。
AWS Management Consoleは、Amazon EC2のインスタンス(仮想マシン)をブラウザから管理・操作するためのコンソール。運用状況を確認できるダッシュボードのほか、OSの仮想イメージである「AMI」や仮想ディスクデバイス「Amazon EBS(Elastic Block Store)」、固定IP付与オプション「Elastic IP」の管理画面などが用意されており、各機能を直感的に操作できるようになっている。
これまでAmazon EC2のインスタンスを管理する場合、コマンドラインから「Amazon EC2 API Tools」を使用して操作するか、GUI上で操作したい場合はFirefoxの拡張機能「Elasticfox」をインストールする必要があった(関連記事:Amazon EC2を動かしてみよう~Amazon EC2/S3環境構築のすべて~)。今回のAWS Management Consoleのリリースにより、Firefox以外のWebブラウザからも利用できるようになった。
なおAmazonは、今後数ヶ月でAWS Management Consoleへさらに機能を追加するとしている。
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