Karesansui Projectは23日、オープンソースの国産サーバー仮想化管理ソフトウェア「Karesansui 2.0」をリリースした。XenとKVMの2つのハイパーバイザーをサポートしており、コマンドベースの管理を行うことなく、ブラウザ上のインターフェイ スから誰でも簡単に仮想サーバーを管理できる。
Karesansui Projectは23日、オープンソースの国産サーバー仮想化管理ソフトウェア「Karesansui 2.0」をリリースした。XenとKVMの2つのハイパーバイザーをサポートしており、コマンドベースの管理を行うことなく、ブラウザ上のインターフェイスから誰でも簡単に仮想サーバーを管理できる。
2.0からは、ディスク管理をすべてストレージプールによって仮想化し、ネットワークストレージ(iSCSI)にも対応した他、サーバー監視・通知機能、グラフレポート機能等が追加され、管理ツールとして特にニーズの高い機能を網羅した。
実装は100% Pure Python。ライセンスは利用促進を考慮して、コア部分は制限の少ないLGPL、その他の部分はGPLが適用されている。
今後はKickstartインストールへの対応、監視対象の拡大、ライブマイグレーションなど、主にエンタープライズ用途での機能から拡充する予定。サーバー管理事業を手がけるHDEが開発・資金面で支援している。
【関連リンク】
・Karesansui Project
・Karesansui Wiki
・株式会社HDE
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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