10年後も世界で通じるエンジニアであるために Developers Summit 2012

各セッション会場にて実施いたしました、アンケート(セッションの満足度・セッションの内容・講師の講義)の結果をもとに、ベストスピーカー賞を決定いたしました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

このたびは、Developers Summit 2012 のベストスピーカー賞総合第1位に選出いただき、本当にありがとうございます。2009のベストスピーカー賞総合第2位、2010のベストバリュー賞を経て、10周年という節目の開催で総合1位を受賞できたことをとても光栄に思います。感無量です。

「アジャイルマニフェスト」をきっかけに経験と考察を重ねてきた、私なりのソフトウェアの本性やソフトウェアをつくることの本質についての見解に、たくさんの方が共感を寄せていただけたことを心づよく思います。

ますます「答え」の見えづらくなる環境のなか、一人の開発者がこうして「問い」を発し共有することが認められるというのは素晴しいことだと思います。次は、皆さんのゲンバライドの成果をいつかのデブサミで聞ける日を楽しみにしています。

最後になりましたが、当日会場へ足を運んでくださった皆さま、声をかけてくださったデブサミ2012のコンテンツ委員の皆さま、勤務先である株式会社永和システムマネジメントの同僚各位とお客さま、それから日々の活動を支えてくれる家族に感謝します。ほんとうにありがとうございました。

デブサミ、ベストスピーカー賞で2位を頂いたと聞いて大変驚いています。「できるだけとんがった話を」との依頼を受けて、日々の仕事には絶対に役立ちそうにない言語のトレンドについて語ることにしました。こんな話にあれだけの人数が集まるデブサミというイベントは大変おかしいと思います、いい意味で。

ただ、「日々の仕事には役立ちそうにない」とはいえ、言語はプログラミングの重要な構成要素です。また、移り変わるITの技術トレンドを反映し、時代時代を映しながらプログラマの生産性向上に貢献してきました。このような私のうんちく話がベストスピーカー賞をいただいたことは、日本の開発者が言語の秘めたるパワーと影響力に関心を持ってくれた証拠だと思って、よろこんでいただくこととします。ありがとうございました。

今回、ベストスピーカーに選んでもらい、ありがとうございます。二回目の受賞になりますが、これだけ長く続いているデブサミにて、二回も好評を頂けることは、ほんとうに光栄ですし、自分の励みにもなります。

ぼくは、オブジェクト指向設計、アジャイル開発、を日本で広めようと、自分で使って発見したこと、海外に行って学んだことを、みなさんに分かりやすく伝えようとしてきました。その過程で、海外で実際のアジャイルの実践者に会ったり、自分自身がイベントで話したり、はたまた、友人と飲み会でアツく語ったり、時には二人で話し込んだり、実際のプロジェクトで苦労したり、そんなことを続けてきて、いろんな出会いがありました。

ぼくはこの賞をもらって一番うれしいのは、この活動を通じてそういうワン・トゥ・ワンのつながりをたくさん持てたことです。大きな賞ですが、実は1つ1つの「つながり」で成り立っていると思っています。

デブサミは、大きなイベントでありながら、ぼくにとってはそういった一人ひとりとの出会いの場所でもありました。これからもそうあり続けて欲しいと思います。 ありがとうございました。

ベストバリュー賞をいただきありがとうございます。 10回目を迎える記念すべき 2012年開催で栄誉ある賞をいただいたことに感謝いたします。
私のテーマはテクノロジーではなく、デベロッパーのスキルとして是非身につけて頂きたい プレゼンテーション能力です。この能力向上に対する期待にお応えすることができ嬉しく思います。

Unity はゲームエンジンです。「ゲームエンジンとは何なのか?」――これは私たちがデブサミの期間中に何度も投げかけられた質問です。そして、それに対する簡潔な答えを持ち合わせていなかった事を、私たちは思い知らされました。

私たちは普段、ゲーム開発者の方々を顧客としています。ゲームを作る事を目的としている方々を相手とし、ゲームを作るための技術基盤を築き、ソリューションとして提供する。その対話の中にはゲーム開発の歴史という文脈が存在しており、言わずとも通じる事柄が多くあります。

その文脈から踏み出て、デブサミという非ゲーム系のカンファレンスに参加するという事は、ある種の挑戦でもありました。ゲーム開発以外の分野にも、私たちの技術を必要としている人たちがいるかもしれない。分野は違えども私たちと同じものを見ている人たちがいるかもしれない――そう考え、展示や講演を通し数多くの方々と話を交えさせて頂きました。そこから多くのものを得ることができたと感じております。

初めての参加にして伝統ある賞を頂き大変光栄に存じます。有り難うございました。

このたびは、10周年記念のデブサミで特別賞 セッション部門に選出いただけたとのこと、大変光栄に思います。率直にうれしいです。

『10年後も通用する開発環境~』ということで講演をさせていただきましたが、個人的には、日本の人材育成からプロセス、ツールを含めた開発環境は10年遅れているといっても過言ではないと思っています。今話題となっている開発環境についての事柄の多くは、10年前から提唱/実践されています。ただこの状況は決して悪いわけではなく、逆に非常によい傾向だと思っています。なぜなら、日本の適応力と応用力は世界随一だからです。変革を迎えているソフトウェアの世界ではこの財産はきっと活きてきます。

今回は、そんな期待と確信のもと、ソフトウェア開発の動向とVisual Studio 11 での最新動向をお伝えしました。Visual Studio は間違いなく最先端の開発環境を提供し続けています。ぜひ開発環境を学ぶ具体例としてウォッチ頂いたり、自分たちのあるべき姿を実現する手段としてご活用いただければ幸いです。

10年後までには、だれもが価値あるソフトウェアを創発し続けるようになりましょう!

【セッション総合上位ランキング 1位~20位】

順位 セッションタイトル 氏名
1 アジャイルマニフェスト ディケイド 角谷 信太郎 氏
2 言語の世界 まつもと ゆきひろ 氏
3 アジャイル開発の10年と今後を語ろう。 平鍋 健児 氏
4 あの人の自分戦略を聞きたい! 和田 卓人 氏、小泉 守義 氏、市谷 聡啓 氏、倉貫 義人 氏、川口 耕介 氏、高橋 征義 氏、bleis-tift 氏、高井 直人 氏
5 アジャイルリーダーシップと組織改革 ~楽天のアジャイル開発というリアル~ 藤原 大 氏
6 Continuous DeliveryとJenkinsアブストラクト 川口 耕介 氏
7 教科書と現場のあいだ ~学びを活かすために~ 和智 右桂 氏
8 10年後も通用する開発環境の秘訣 ~ 継続的フィードバックとVisual Studio 11 長沢 智治 氏
9 Scrumで組織改革 貝瀬 岳志 氏
10 見る前に翔べ ~ギークの工夫で社会を変えよう~ 及川 卓也 氏
11 JavaScript 最新事情 — 開発者なら知っておきたい次世代 JavaScript — 浅井 智也 氏
12 どうなる?Windows 8時代の業務アプリ開発 八巻 雄哉 氏
13 スマートフォンにおけるHTML5実装の最先端 紀平 拓男 氏
14 Yahoo!アジャイルクロニクル ~コーチとエンジニアの体験記~ 長岡 実 氏、高橋 一貴 氏
15 ヤフーのHTML5対応 是井 真 氏
16 次期Internet Explorer、IE10とHTML5 API 春日井 良隆 氏
17 差別化で未来を生き抜くエンジニアの7つの秘訣 山本 裕介 氏
18 HTML5の今と未来 ~HTML5との正しいつきあい方~ 羽田野 太巳 氏
19 オフェンシブな開発~「納品しない受託開発」にみるソフトウェア受託開発の未来 倉貫 義人 氏
20 趣味と実益の脆弱性発見 はせがわ ようすけ 氏