SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

Elastic、オープンソース製品群「Elastic Stack 5.4」に機械学習機能を追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米Elasticは、全文検索エンジンElasticsearchや、ログ解析/可視化ツールKibanaなどで構成されるオープンソース製品群の最新版「Elastic Stack 5.4」リリース向けの拡張機能(X-Pack)として、5月11日(現地時間)に「Machine Learning」(機械学習機能)をリリースした。

 今回、搭載された「Machine Learning」は、同社が買収した行動分析技術プロバイダ大手の米Prelertの技術に基づいており、同社としては初の「教師なし機械学習機能」によって、ログファイル、アプリケーション/パフォーマンスのメトリック、ネットワークフロー、財務/取引データなどの時系列データから、自動的に異常を検知できる。

 Elasticsearch内に保存している既存のデータや、継続的に取得しているデータを利用すれば、特別な設定なしで作業工程やリアルタイムのログ、セキュリティ分析、メトリクス分析などで機械学習が利用可能になる。また、Kibana UIを使った高度な機械学習ジョブの作成や、最小限の手間でのインテグレーションにも対応している。

 さらに、Elasticsearchからデータを取り出すことなく、Elastic Stackとネイティブにインテグレートでき、直感的なUIでデータの種類に関係なく機械学習のジョブを作って異常検知結果を分析可能になるほか、Elasticsearch内での実行によって高いスケーラビリティと稼働率を実現するなど、さまざまなメリットを有する。


【関連リンク】
Elastic
「Elastic Stack」
「Machine Learning」

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/10182 2017/05/12 13:40

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング