Mozilla Japanは7月3日より、組織名を「WebDINO Japan」に変更した。今後は、外部組織として米Mozilla Foundationと連携しつつ、Web技術のさらなる普及、ソフトウェア分野以外でのオープンソース手法の活用拡大などを軸に、コンサルティングや技術開発支援、コミュニティ支援、教育・啓発活動などを行っていく。
Mozilla Japanは、2004年にMozilla Foundationの公式支部として発足して以来、Firefoxの普及活動を通じて、オープンソースの啓発やWeb標準技術の推進、OSSコミュニティ支援を行ってきた。
今回の組織変更は、米Mozilla Corporationによる「Mozilla Japanは公式支部という立場から離れて活動すべき」という方針を受けたもので、新たな組織名は「WebのDiversity(多様性)・Internationalization(国際化)・Neutrality(中立性)・Openness(公開性)」を表している。
今後、Firefox日本語版の配布、およびMozilla製品に関わる公式情報の提供は、米Mozillaの公式サイトにて提供される。また、オープンソースプロジェクトであるMozillaの、日本におけるコミュニティ活動は「Mozillaコミュニティポータルサイト」より情報発信を行う。
【関連リンク】
・WebDINO Japan
・Mozillaコミュニティポータルサイト
・Mozilla公式サイト(英語)
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