米Googleは、Google App Engineの標準環境において、Node.js 8アプリケーションのデプロイが可能になったことを、6月12日(現地時間)に発表した。
Google App EngineがNode.jsに対応したことで、Node.jsの開発者は迅速なアプリケーションの開発や、自動スケーリングといったGoogle App Engineのメリットを享受できる。
また、API制限などがないため、Node.jsによる開発手法をそのままGoogle App Engine上でも利用可能であり、Node.jsモジュールの読み込みにも対応している。
さらに、ワンクリックで自動生成できる証明書によって、独自のカスタムドメインを使ったセキュアなHTTPSアプリケーションの提供が可能になるほか、Node.jsのセキュリティアップデート適用が自動で行われるので、ユーザーがバージョン管理を行う必要はない。
Googleは、ユーザーが作成したNode.jsアプリケーションからGoogle Cloud Platform製品の利用を容易にするクライアントライブラリとして、Google Cloud DatastoreやStackdriver Debugger agent、Stackdriver Trace Agentなども用意している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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