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翔泳社 新刊紹介

人気のPythonで深層学習を始めたい! 『現場で使える!Python深層学習入門』発売

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 深層学習を利用するための言語として人気の高いPython。翔泳社ではPythonと深層学習を基礎から習得できる『現場で使える!Python深層学習入門』を6月20日に発売しました。Pythonから学びたい、Pythonで深層学習のモデルを構築してみたい、そんな方におすすめです。

現場で使える!Python深層学習入門 Pythonの基本から深層学習の実践手法まで』は、Pythonの利用経験のない方がその文法から学べ、深層学習のモデル構築できるようになるまでをサポートする入門書です。

 Pythonといえば深層学習(機械学習)というイメージも強くなってきましたが、実際にライブラリは充実し使いやすくなってきています。本書ではプログラミング学習サービスを提供するアイデミーの技術顧問、木村優志さんが筆を執り、Pythonと関連するライブラリの使い方を解説しています。

「Part1 Python入門編」ではPythonの基本を説明しているので、文法自体に不安がある方も土台となる知識を習得することができます。「Part2 深層学習編」では深層学習のモデル構築に着手。数値計算を効率的の行うためのNumPyと、データ分析のライブラリであるPandasの使い方について解説したあと、深層学習では重要となるニューラルネットワークの単純パーセプトロンについて説明していきます。

 それを踏まえ、「Chapter12」ではいよいよ深層学習を実践していきます。最後の「Chapter13」では、アップロードした猫の画像からどの種類の猫かを判別するアプリ「NyanCheck」を解説します。Google Cloud Platformにデプロイするまでの過程で、深層学習を現場で使うための知識が身につくでしょう。

 まったくの基本から少し進んだ深層学習の知識を学びたい方に、じっくり取り組んでいただきたい1冊です。

「はじめに」より

 近年、AI関連の中で深層学習が注目されています。深層学習の分野でとくにニーズが高いのが「画像処理」です。応用範囲も広く、多くのサービスがリリースされています。また、海外の論文などを見ても、画像認識関連の論文が毎年多数発表されています。

 本書は、研究や仕事で深層学習を行うエンジニアの方に向けて、膨大な情報の中から、必要最低限のPythonの基礎知識と、深層学習モデルの開発手法、そしてWebアプリケーションへの利用手法までを扱った書籍です。

 本書は特に以下のような方を意識して執筆しています。

  • Pythonの基礎知識はないが深層学習を学びたい
  • 深層学習モデルを利用したWebアプリケーションの開発手法を知りたい

 このような方に向けて、あまり数式は多用せず、関連するプログラムを交えながら、わかりやすく解説しています。

 とくに最終章で扱う「NyanCheck」という猫画像を読み込んで猫の種類を識別するアプリケーションは、転移学習の仕組みも利用したもので、実際のアプリケーション開発において非常に参考になると思います。

 本書が、多くのエンジニアの方の開発の一助になれば幸いです。

2019年6月吉日
株式会社アイデミー 木村 優志

目次

Part1 Python入門編
Chapter1 演算・変数・型
Cahpter2 if文
Cahpter3 リスト型
Cahpter4 辞書型
Cahpter5 while文
Cahpter6 for文
Chapter7 関数とメソッド
Chapter8 オブジェクトとクラス

Part2 深層学習編
Chapter9 NumPyと配列
Chapter10 PandasとDataFrame
Chapter11 単純パーセプトロン
Chapter12 ディープラーニング入門
Chapter13 転移学習とNyanCheckの開発

現場で使える!Python深層学習入門

Amazon SEshop その他


現場で使える!Python深層学習入門
Pythonの基本から深層学習の実践手法まで

著者:木村優志
発売日:2019年6月20日(木)
価格:3,456円(税込)

本書について

本書は、深層学習の開発環境の準備とPythonの基本、各種深層学習モデルの解説、そして実際の現場での利用方法について解説した書籍です。ニーズの高い、人気の深層学習モデルを利用した画像処理モデルの構築方法を解説しています。

 

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この記事の著者

渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)

 翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/11560 2019/06/20 07:00

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