米Googleは、「Google Kubernetes Engine」(GKE)のアドオンとして、アプリケーション配信ソリューション「Application Manager」のベータ提供を2月20日(現地時間)に開始した。
「Application Manager」を使用することで、開発者は本番環境へのアプリケーション配信フローを簡単に作成することが可能になり、アプリケーションをGKEで効率的かつ安全に実行できる。
「GitOps」の原則を採用しており、Gitリポジトリを活用して宣言型の構成管理を行うため、変更を反映する前にその内容を監査・確認することが可能で、推奨されるGitリポジトリ構造を自動的にスキャフォールドして強制する。加えて、「Kustomize」によってテンプレートを用いることなく構成をカスタマイズできる。
Application Managerは、クラスタのアドオンとしてGKEクラスタ内で実行され、Gitリポジトリ(ブランチ、タグ、コミット内)からKubernetesのマニュフェストをプルし、クラスタ内のアプリケーションとしてデプロイする。さらに、デプロイされたアプリケーションに関する、バージョンや改定履歴、正常性といったメタデータを「Google Cloud Console」で可視化する。
また、「Google Cloud Marketplace」にて購入したKubernetesアプリケーションをシームレスに更新することができ、パートナーアプリケーションの自動更新とロールバックの取得が可能。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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