分散型バージョン管理システム「Git」の開発チームは、最新版の「Git 2.26.0」を、3月22日(現地時間)にリリースした。
「Git 2.26.0」では、リポジトリ間でのデータのやり取りにおいて、「Transport protocol V2」がデフォルトになっている。
また、前バージョンとの競合回避のためのfsmonitor-watchmanフックが改善されており、CLIカラーリングにおけるカラーバリエーションの追加、grep使用における制限の撤廃、Gitリベースにおけるデフォルトでのマージバックエンドの使用、git name-revにおけるメモリフットプリントとパフォーマンスの向上など、さまざまな機能向上や不具合の改善が行われた。
なお、オブジェクト名におけるSHA-256ハッシュの使用に備えた準備も、引き続き行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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