米Googleは、Google Compute Engine上で実行されているWindows VMへの安全なアクセスと管理を可能にする「IAP Desktop」を、5月22日(現地時間)にオープンソースで公開した。
「IAP Desktop」は、Google Cloud上で実行されているWindows VMインスタンスへの複数のリモートデスクトッププロトコル(RDP)接続を管理できるWindowsアプリケーション。
Identity-Aware Proxyサービスに基づいて構築されており、ユーザーのIDとリクエストのコンテキストを検証し、アプリケーションまたはVMへのアクセスを許可するかどうかを決定する。
すべてのRDP接続は自動で暗号化され、IAPを介してトンネリングされるので、非公開のRDPまたはグローバルIPアドレスを持たないVMインスタンスにもアクセスできる。また、単なるリモートデスクトップクライアントに留まらず、Windows資格情報の生成や、ログの表示といった一般的な機能への、ワンクリックでのアクセスも提供される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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