Zabbix Japanは、6月8日、オープンソース統合監視ソフトウェアの最新版「Zabbix 5.0」を搭載したハードウェアアプライアンスと仮想アプライアンスを発売した。製品名は、ハードウェアアプライアンスが「Zabbix Enterprise Appliance ZS-5500」「ZS-7500」「ZP-1500」、仮想アプライアンスが「ZS-V500」「ZP-V500」となる。
本記事は、EnterpriseZineニュースからの転載です(元記事)。
今回発売された製品では、「Zabbix 5.0」の新機能が利用できる。さらに、同社がこれまで培ってきたシステム監視の技術と経験によって、データベースやOSに最適なチューニングが行われるとともに、データベースのパーティショニングも実施され、安定して利用可能なセットアップが行われている。
監視をスムーズかつ安定して行えるよう、以下の周辺ソフトウェアを標準搭載しているので、監視をすぐに始められる。
- システムを容易に設定するための専用のシステム管理Webインターフェース
- 監視設定のバックアップツール
- アクティブ-アクティブ冗長化構成のための監視設定同期ツール
- SNMPトラップの受信とログ出力ソフトウェア
- 監視のための通信の安定化のためのDNSキャッシュや通信設定
- Zabbixやミドルウェア、システムソフトウェアを一括アップデート管理できるファームウェアシステム
ハードウェアアプライアンスの本体価格は、「ZS-7500」が49万8000円、「ZS-5500」が29万8000円、「ZP-1500」が14万9000円。保守費用は、「ZS-7500」「ZS-5500」が10万円、「ZP-1500」が3万円(いずれも税別)。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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