Cloud Native Computing Foundationは、オープンソースのコンテナ管理ソフトの最新版となる「Kubernetes 1.19」を、8月26日(現地時間)にリリースした。
「Kubernetes 1.19」では、LTSグループが2019年初旬に行った調査の結果を受けて、サポート期間が1年間に延長されている。
また、スケジューラにストレージ容量トラッキング機能(α版)が追加されたほか、動的プロビジョニングをサポートする既存のストレージドライバを一時ボリュームとして使えるようにする機能(α版)、個々のボリュームのヘルス問題のプログラムによる検出および解決への足がかりとなるCSIヘルスモニタリング(α版)などが追加された。
さらに、Ingress APIが一般提供に移行したほか、klogへの新たなメソッドの追加による構造化ロギングの段階的な採用、クライアントTLS証明書ローテーションの安定版への移行といった機能向上および追加が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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