AWSは「AWS コスト異常検出(プレビュー)」の提供を開始したことを、9月25日に発表した。
「AWS コスト異常検出」では、原因分析を含む異常検出アラート通知を受信できるため、予防的にアクションを実行し、意図しない支出を最小限に抑えることができる。
AWS コスト異常検出はユーザーによる介入を最小限にして、1回限りのコストの急増や段階的なコストの増加といった、さまざまなタイプの異常を検出できる機械学習モデルをベースとしており、取得原価と使用量を学習するだけでなく、独自の有機的な成長と季節的な傾向も説明できる。加えて、可能であれば原因分析も提供するので、こうした異常の調査に時間を費やす必要がない。
また、AWS コスト管理スイートの一部として、AWS Cost Explorerと統合されているため、必要に応じてコストと使用状況を視覚化して分析することができる。さらに、事前に定義されたアラート設定に基づいて、アラートを送信するEメールやSNS通知を登録できる。
AWSのサービス、アカウント、コスト割り当てタグ、Cost Categoriesなどのモニタータイプを作成することにより、きめ細かい異常検出を設定することも可能。
使用を開始するには、AWS コスト管理のサイドバーにある異常検出をクリックして、この機能にオプトインする必要がある。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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