米Dockerは、Compose CLIの一般提供開始と、Azure Container Instances(ACI)との統合を、11月5日(現地時間)に発表した。
今回の、Compose CLIとACIとの統合は、5月に発表されたACIを使用してコンテナ化されたアプリケーションを、デスクトップからクラウドへ簡単にデプロイできるようにする、DockerとMicrosoftのパートナーシップの一環であり、同パートナーシップではDocker DesktopからデフォルトでACIエクスペリエンスを利用可能になり、既存のDockerコマンドを使用して、ACIで実行されているコンテナを簡単にデプロイおよび管理できるようになっている。
今回リリースされた「Compose CLI 1.0」では、ボリュームのより適切な管理を可能にするvolume inspectコマンドが追加されたほか、ACIの作業環境をより適切に整理し、コストを管理できるpruneコマンド、何が削除されるかを確認可能なdry-runフラグが追加された。
ほかにも、ユーザーからのフィードバックを受けて、jsonまたは単一のIDを出力するための--format jsonおよび--quietコマンドなども追加されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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