米Googleは、Artifact Registryの一般提供を、11月17日(現地時間)に開始した。
Artifact Registryは、Google Container Registryの進化版であり、コンテナイメージと言語およびOSを単一の場所に保存できる。
フルマネージドプラットフォームで、地域リポジトリをサポートしており、VPCサービス制御、リポジトリごとのきめ細かいアクセス制御、顧客管理暗号化キー(CMEK)など、さまざまな機能によってソフトウェア配信プロセスの完全な制御を可能にしている。
また、コンテナイメージの脆弱性スキャナを備え、Binary Authorizationと統合されているので、検証済みのイメージのみを本番環境へ移行するよう設定できる。
さらに、CI/CDプラットフォームであるCloud Buildによって、日常的に使用しているツールとの自由な統合も可能なほか、Google Kubernetes Engine(GKE)、Cloud Run、Compute EngineといったGoogle Cloudランタイムと統合されている。
そのため、サーバーレス、Kubernetes、仮想マシンのいずれの環境にデプロイする場合でも、DevOpsプロセスをサポートするとともに、標準プロトコルをサポートしているので、一般的なCI/CDおよびセキュリティツールと簡単に統合できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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