米Microsoftは、オープンソースのUIフレームワークXamarin.Formsの最新安定版である「Xamarin.Forms 5.0」を、1月7日(現地時間)にリリースした。
「Xamarin.Forms 5.0」では、数多くの品質改善を行うとともに、アプリテーマ、ブラシ、カルーセルビュー、ラジオボタン、シェイプとパス、スワイプビューといった新機能の安定版が提供される。
さらに、Appleの新たなガイダンスに基づきUIWebViewが削除され、MediaElement、Expander、C#のUIマークアップ拡張機能がXamarin Community Toolkitライブラリへ移動された。また、実験的なパッケージであったDataPagesおよびThemeパッケージは、開発が終了したため削除が必要となっている。
そのほか、MasterDetailPageおよび関連するタイプは名称がFlyoutPageなどに変更された。なお、これらのタイプは非推奨のため、現時点では機能するが将来的に「.NET MAUI(.NET Mutli-platform App UI)」がリリースされる前に、リファクタリングが求められる。
なお、「Xamarin.Forms 5.0」は2022年11月までサービスリリースが継続され、次回の主要な機能のリリースは、今年の初旬にリリースされる.NET 6のプレビューを含む「.NET MAUI」を予定する。また、「Xamarin.Forms 5.0」で作成したアプリケーションは、.NET 6への移行と「.NET MAUI」へのアップグレードが可能になっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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