JavaScriptエンジンV8上に構築されたJavaScript実行環境であるNode.jsの開発チームは、最新版となる「Node.js 16」を4月20日(現地時間)にリリースした。
Node.js 16では、V8がこれまでのバージョン8.6から9.0にアップグレードされており、キャプチャされた文字列の開始と終了のインデックスを提供するECMAScript RegExp Match Indicesが利用可能になっている。
また、Promiseオブジェクトを返すタイマー関数の代替セットを提供することで、util.promisify()を不要にするTimers Promises APIが安定版に移行した。
さらに、ビルド済みのApple M1チップ(いわゆるAppleシリコン)バイナリが提供されている。
なお、Node.js 12は2022年4月まで、Node.js 14は2023年4月まで長期サポートを継続する一方で、Node.js 10は2021年4月でサポートを終了する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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