Cloud Native Computing Foundation(CNCF)傘下のArgo Projectは、Kubernetesにカナリア分析やプログレッシブ配信など、高度なデプロイ機能を追加するKubernetesコントローラの最新版「Argo Rollouts v1.0」を、5月28日(現地時間)にリリースした。
「Argo Rollouts v1.0」では、kubectl argoロールアウトプラグインに新たなロールアウトダッシュボードを追加し、更新中に何が起こっているのかをわかりやすくしている。
さらに、Argo Rolloutsが発行するKubernetesイベントを刷新し、更新中に起こっていることの詳細な内容が追加された。また、既存のデプロイメントをArgo Rolloutsから簡単に参照できる「ワークロード参照」機能が新たに搭載されている。
ほかにも、Ambassador Edge Stackトラフィックシェーピングがサポートされるとともに、DestinationRulesとクロスネームスペースであるVirtualServicesを使用したIstioによるカナリア化のためのオプションの追加、Kubectlプラグインの機能強化などの機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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