AdobeはPDFや電子書籍を管理・閲覧できるソフト「Adobe Digital Editions 1.0」をリリースした。
Adobeは19日、PDFや電子書籍を管理・閲覧できるソフト「Adobe Digital Editions 1.0」をリリースした。Adobe LabsでBeta版が公開されてきたが、今回のリリースで正式版となる。Digital EditionsはAdobeのWebサイトから無償でダウンロードすることができる。
Adobe Digital Editions 1.0
Digital Editionsは、Flashベースで作られたビューワーとなっており、起動速度はAdobe Readerよりも速い。ファイルの管理機能を備えており、多くのPDF・電子書籍ファイルを一元管理することができる。正式版では、Beta版の頃に比べてインターフェイスに改良が加えられた。
Digital Editionsは、すでに市場に出回っている15万以上の電子書籍コンテンツに対応しているという。また、モバイル製品向けやeBooks向けでの使用も予定されており、すでに、SONYが自社製品での利用を表明している。
なお、Digital Editions向けのコンテンツは、DTPソフト「InDesgin CS3」を使えばすぐに作成でき、Adobeは「これにより、多くのコスト、時間を節約することができる」としている。また、こちらのWebページではサンプルの電子書籍コンテンツが公開されている。
Adobe：
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