米Dockerは、製品サブスクリプションを更新および拡張することを、8月31日(現地時間)に発表した。
今回の製品サブスクリプション更新・拡張では、Dockerをアプリケーション開発に大規模に使用して、安全なソフトウェアサプライチェーン管理、シングルサインオン(SSO)、コンテナレジストリアクセス制御といった機能を必要としている組織に対して、新たな製品サブスクリプション「Docker Business」を導入する。
なお、従業員250名未満、年間売上高1000万ドル以下の中小企業、および個人での使用や教育、非商用のオープンソースプロジェクトにおけるDocker Desktopの使用は、引き続き無料で提供される。
大企業における、プロフェッショナルな使用では、1ユーザーあたり月額5ドルからの有料サブスクリプション(Pro、Team、Businessのいずれか)が必要となる。Docker Pro、Docker Team、Docker Businessには、Docker Desktopの商用利用権が含まれており、有料サブスクリプションへの移行については、2022年1月31日までの猶予期間が設けられている。
そのほか、既存のDockerの無料サブスクリプションは、Docker Personalに名称が変更される。また、Docker Engine、オープンソースのDockerおよびMobyプロジェクトに関する変更は行われない。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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