OpenSSLの開発チームは、最新版となる「OpenSSL 3.0」を、9月7日(現地時間)にリリースした。
「OpenSSL 3.0」は、メジャーリリースであり、従来リリースとの完全な下位互換性はないが、「OpenSSL 1.1.1」で動作したほとんどのアプリケーションは変更なしで、あるいは再コンパイルすることで動作する(ただし、コンパイル時に非推奨APIの使用に関する警告が多数表示される可能性あり)。
「OpenSSL 3.0」におけるもっとも重要な新機能は、新しいFIPSモジュールであり、比較的簡単な作業でアプリケーションにおいて新しいFIPSモジュールを利用できるようになる。
また、「OpenSSL 3.0」からはライセンスがApache License 2.0へ移行している。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です