米Googleは、2月に発表した新しいドメインを簡単に登録できるようにする「Cloud Domains」の一般提供を、10月28日(現地時間)に開始した。
Cloud Domainsは、ドメイン関連タスクの簡素化を目的に構築され、Cloud IAMを通じてドメインのアクセス制御を管理し、Cloud Billing経由でドメインの登録と更新を管理しており、Google Cloudの他の機能とのシームレスなエクスペリエンスが実現されている。
Cloud DNSとも緊密に統合され、ワンクリックでCloud DNSゾーンを作成し、Cloud Domainsと関連付けられる。また、Cloud DNS APIによって、ドメインポートフォリオのDNSゾーンを簡単に一括管理できる。
さらに、パブリックDNSゾーンでDNSSECを有効にすることで、セキュリティの強化が可能なほか、Cloud DNS APIによるドメイン移管にも対応している。
Cloud Domainsは、すべてが同じGoogle Cloud Platformプロジェクトで管理されるため、Cloud Run、Google App Engine、Cloud DNSといった他のGoogle Cloudアプリケーションとの高度な連携を実現しており、ドメインの検証と構成が大幅に簡素化される。
そのほか、シンプルなAPIを通じてサードパーティのドメインをCloud Domainsに転送する機能が追加され、さまざまなトップレベルドメインをサポートする。これにより、ドメインポートフォリオを1か所に統合し、プログラムでの管理にAPIを利用できるようになった。APIを利用した管理によって、ドメインのCloud Domainsへの一括転送が、従来よりもはるかに簡単になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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