米Googleは、Kubernetesでサーバレスアプリケーションを構築・実行するためのコンポーネントセットを提供する「Knative 1.0」を、11月2日(現地時間)にリリースした。
Knativeプロジェクトは、2018年7月に開始され、クラウドネイティブアプリケーション開発のベストプラクティスをシステム化することをビジョンに、コンテナの構築、ワークロードの提供とスケーリング、イベントの領域にフォーカスする。IBM、Red Hat、SAP、VMwareをはじめとする、50超の企業との綿密な協力によって開発され、Googleは「Knative 1.0」準拠のマネージドKnative環境として、Cloud Run for Anthosを提供している。
同プロジェクトでは、自動スケーリング(ゼロへのスケーリングを含む)、リビジョントラッキング、開発者向けの抽象化を初期の目標としており、これらの目標が達成されたことに加えて、複数のHTTPルーティングレイヤや共通のSubscriptionメソッドを持つEventingコンセプトの複数のストレージレイヤのサポートを組み込むことで、共通のフィールドを持つ任意のKubernetesリソースを処理できるようになったことから、バージョン1.0のリリースに至った。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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