SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

JavaScript/TypeScriptランタイム環境「Deno 1.30」がリリース

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 V8 JavaScriptエンジンとRustで構築されているJavaScript/TypeScriptランタイム環境であるDenoの開発チームは、最新バージョンとなる「Deno 1.30」を1月26日(現地時間)にリリースしている。

 Denoのnpmパッケージはすでに、DenoのNode.js互換レイヤを通じて、fs、path、processといった組み込みのNode.jsモジュールにアクセスできるが、「Deno 1.30」ではそれらのモジュールがnode:指定子を通じて、コード上に公開されるようになった。DenoとNode.jsの両方でコードを使用している場合、node:スキームは両方のランタイムで機能するため、Node.jsコード用に更新することが推奨されている。

 あわせて、設定ファイルが大幅に更新されており、deno.jsonファイルをインポートマップとして直接使用することが可能になった。以前のリリースでは、インポートマップファイルへのパスをimportMapキーに指定することで、インポートマップファイルを探す場所をDenoに伝えられたが、より簡潔にするために設定ファイルでimportsとscopesキーを指定できるようになっている。

 そのほか、npm機能とNode-APIに関連する25超のバグが修正されるとともに、LSPでは10以上のバグ修正が行われた。さらに、Deno APIの変更やAPIの安定化、Deno.core名前空間の削除、deno fmtにおけるセミコロンなしでフォーマットする機能のサポートなど、さまざまな機能追加・改善が行われている。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/17276 2023/01/31 09:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング