米GitHubは、同社の提供するソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub」におけるパブリックリポジトリを持つ管理対象組織の一部であるチームと、GitHub Enterprise Cloudのユーザーに対して、マージキューの一般提供を7月12日(現地時間)に開始した。
今回、一般提供が開始されたマージキューは、プルリクエストが先行する他の変更と互換性があることを確認し、何らかの問題が発生した場合は警告してくれるため、チームはコードの執筆や提出、コミットといったより重要な作業に集中できるようになる。
マージキューを使用すると、ベースブランチからの最新の変更点、すでにキューにある他のプルリクエストからの変更、自分のプルリクエストからの変更点を含む一時ブランチが作成される。その後、CIが開始されブランチ(およびプルリクエスト)がマージされる前に、必要なステータスチェックにすべて通過する必要がある。
こういった動作から、GitHubではマージキューを「究極のブランチトラフィックコントローラ」と称している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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