米Microsoftと米Metaは、Microsoftのパートナー企業向け年次イベント「Microsoft Inspire 2023」において、AzureとWindowsにおけるMetaの大規模言語モデル（LLM）「Llama 2」ファミリーサポートを、7月18日（現地時間）に発表した。
今回の両社の連携によって、Azure AIにてLlama 2モデルが利用可能となり、開発者はモデルのトレーニング、微調整、推論、とりわけAIの安全性をサポートするためにAzure AIの強力なツールを活用できるようになる。また、WindowsにLlama 2モデルが搭載され、開発者は顧客のニーズに合わせたAI体験を構築し、Windows Subsystem for Linux（WSL）やWindowsターミナル、Visual Studio、Visual Studio CodeといったツールからのAIの活用を実現する。
さらに、Windowsの開発者はGitHub Repo経由でLlama 2を使用することで、新たなエクスペリエンスの構築が容易になり、開発者はWSLと高性能GPUによってWindows PC上でLLMを特定のニーズに合わせて調整することが可能になる。
そのほか、両社はコラボレーションの一環として、Metaの安全技術をAzure AI Content Safetyと組み合わせることによって、Azure AIにおけるLlama 2モデルのデプロイにデフォルトでレイヤード・セーフティ・アプローチが付属するようになった。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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