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iBATISを使ったO/RマッピングによるDBアクセスの実例

iBATISを使ったO/RマッピングによるDBアクセスの実例 3

Handlerクラスを使ったiBATISの機能拡張

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iBATISはSQLを利用することに注力したフレームワークです。この記事は前稿「iBATISを使ったO/RマッピングによるDBアクセスの実例」の続編です。 今回はRowHandler、TypeHandlerを使うことで標準のiBATISにない機能を拡張する方法について説明します。

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はじめに

 Apache iBATISはSQLを利用することに注力したフレームワークです。高機能なO/Rマッピングフレームワークに比べて簡単に理解でき、レガシーなJDBC、ResultSetを使ったプログラミングから簡単に乗り換えられます。特にSQLを多用する人には使いやすいフレームワークです。

 この記事は前回前々回の記事の続編です。今回はiBATISの機能を拡張する方法として、検索結果をCSVデータとして出力する方法と、データベースのデータから任意のデータ型に交換する方法を紹介します。

 iBATISの基本的な内容は、以前の記事を参考にしていただけると分かりやすいと思います。

過去の記事

対象読者

  • Javaの基本をマスターしている人
  • SQL文を理解している人

必要な環境

 iBATIS 2.3.0、J2SE 5.0の環境を前提に解説しています。データベースの選択は自由ですが、サンプルプログラムはHSQLDBで動作確認しています。

 本記事で使用しているデータベースは3つのテーブルを使用しています。

サンプルで利用するテーブル
CREATE TABLE DEPT (
    DEPTNO     NUMERIC(2) NOT NULL,
    DNAME      VARCHAR(14),
    LOC        VARCHAR(13),
    CONSTRAINT PK_DEPT PRIMARY KEY (DEPTNO)
);
CREATE TABLE EMP (
    EMPNO      NUMERIC(4) NOT NULL,
    ENAME      VARCHAR(10),
    JOB        VARCHAR(9),
    MGR        NUMERIC(4),
    HIREDATE   DATE,
    SAL        NUMERIC(7,2),
    COMM       NUMERIC(7,2),
    DEPTNO     NUMERIC(2) NOT NULL,
    CONSTRAINT PK_EMP PRIMARY KEY (EMPNO)
);
CREATE TABLE EMPIMAGE(
    EMPNO      NUMERIC(4) NOT NULL,
    IMG        LONGVARBINARY,
    CONSTRAINT PK_EMPIMAGE PRIMARY KEY(EMPNO)
);

 DEPT、EMPテーブルについては、以前の記事で使用したものと同じです。

 添付のサンプルソースコードには、HSQLDBにおけるCREATE TABLE文とサンプルデータを同梱しています。

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この記事の著者

佐々木孝(ササキタカシ)

Javaをメインに業務システムの開発サポート、パッケージ開発、および技術研究をしています。 

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/1852 2007/11/16 14:00

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