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エンジニアスタイル東京が11月のフレームワーク別単価ランキングを発表、1位はSvelteで107万円

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 ボスアーキテクトは、2023年11月における「フレームワークごとのフリーランスエンジニアの月額案件単価ランキング」を、12月27日に発表した。

 本調査は、フリーランスエンジニアとデザイナーのための求人案件サイト「エンジニアスタイル東京」で11月に掲載された、30万件以上のデータをもとに集計されたもの。

 2023年11月におけるフレームワーク別平均単価ランキングは、「Svelte」が107万円で1位となった。2位は「Flutter」で、平均単価は93万円。「Yii」が続き、平均単価は92万円であった。

 4位以降のフレームワークと平均単価は、以下の通り。

順位 フレームワーク 平均単価 案件数
1 Svelte 107万円 947
2 Flutter 93万円 3245
3 Yii 92万円 1087
4 React 82万円 32114
5 Vue.js 77万円 20702
6 Amon2 75万円 11
7 Laravel 73万円 14841
8 Gin 72万円 280
9 Django 71万円 2285
10 Echo 71万円 204

 1位のSvelteは、コンパイル時に高速なJavaScriptコードを生成するモダンなフレームワーク。実行時のオーバーヘッドが少なく、高速なパフォーマンスが特徴。また、独自の構文を持ち、使いやすさと高い生産性が評価されている。単価が高くなった要因として、Svelteの高いパフォーマンスと効率が市場で認められていること、また比較的新しいフレームワークで、同フレームワークを専門とする開発者の数が少ないことが挙げられる。

 2位のFlutterは、Googleによって開発されたクロスプラットフォーム対応のUIツールキット。iOSとAndroidの両方のプラットフォームで動作するアプリケーションを、1つのコードベースから開発できる。同一のコードベースから複数のプラットフォームへの展開が可能で、複数のプロジェクトに同時に対応できることから、単価の高さにつながっている。

 続くYiiは、PHPで作られたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークで、大規模なWebアプリケーションに適している。高度な技術知識と経験が必要なフレームワークで、さらに複雑で大規模なプロジェクトではより高い専門性が求められるため、単価が上昇した。また、YiiはAJAXやjQueryを統合でき、Web開発のトレンドに対応している。これらの機能を適切に活用するには高いスキルが必要であり、単価の上昇要因となっている。

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