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大企業では生成AIの採用が進んでいないという結果に、その理由とは? PagerDutyが調査

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 米PagerDutyは、アメリカの大手企業における技術部門の幹部を対象に実施した、生成AIの採用に関する調査結果を3月27日(現地時間)に発表した。同調査は、Fortune 100企業におけるCIO直属の部長以上の役職にある幹部1000名に対して行われている。

 調査結果によれば、企業内でAIの可能性についての議論はますます活発化している一方で、調査対象者の全員がAIに潜むセキュリティリスクについて懸念していると答えており、51%が生成AIの採用を適切なガイドラインが整うまで見送るべきだと回答した。

 調査対象者は、先進技術の潜在的なビジネス上のメリットと未来についてもっとも関心を持つ立場であり、46%が早急に生成AIの採用を進めなければ、競合に遅れを取る恐れがあると考えている。一方で、4分の1の調査対象者が生成AIを信頼していないと回答した。

 その他のおもな調査結果は以下の通り。

  • 50%が企業の評判に生成AIがもたらすリスクについて懸念していると回答
  • 51%が著作権や法的リスクが非常に不安であると回答
  • 51%が適切なガイドラインが整備されるまで生成AIの導入は検討していないと回答
  • 正式なガイドラインを策定済みの企業は29%に留まり、66%はこれらのポリシーを現在策定中
  • 生成AI採用の取り組みを一旦中断してポリシーを策定する一方で、調査対象となった幹部の64%は組織のほとんど、またはすべての部署で生成AIはすでに使用していると回答。98%の企業は生成AIのユースケースを実際に試用中
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https://codezine.jp/article/detail/19400 2024/04/18 13:00

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