Leaning Technologiesは、5月28日、WebAssemblyのJava仮想マシン「CheerpJ」の最新版としてバージョン4.1をリリースした。
CheerpJは、WebブラウザでJavaを実行できるようにするWASMベースのJavaランタイム。ファイルシステムへのアクセスやネットワーキング・サポート、その他のOSレベルの機能を提供する強力なエミュレーション・レイヤーを備えている。
CheerpJ 4.1は、約1か月前にリリースされた「CheerpJ 4.0」の最初のマイナーアップデートとして公開された。
今回のアップデートにはもともと年内後半に予定していたJava 17のサポートを含んでいる。これは、CheerpJ 5.0リリースで提供される安定サポートのプレビューとなる予定。
また、前回のリリース以降、開発者からのフィードバックを受けてバグを修正し、Java 11のサポートの安全性も向上した。
新たに追加された主な機能は、次の通り。
- Java 11でのSSLとオーディオのサポート
- パフォーマンスの最適化
- ネットワークスタックの改善
- SwingとAWTの両方におけるモバイルユーザビリティの改善
- Java 17サポートのプレビュー
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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