GMOインターネットは、同社が提供する仮想専用サーバーサービス「ConoHa VPS」がAI連携技術である「MCP」に対応したベータ版を、7月23日に公開した。
仮想専用サーバーは、企業システムのインフラ基盤として、現代のデジタル社会に欠かせない存在だ。しかし、その管理においては、WebUIを使うと他ツールとの連携ができず、一方でコマンドラインを用いると専門知識が必要になるなど課題があった。
今回公開されたベータ版では、MCPにより自然言語での指示をサーバー操作に変換し、複雑な設定も対話的に実行することができる。WebUIの使いやすさと、コマンドラインの柔軟性・自動化能力を兼ね備え、専門知識がなくても効率的なサーバー管理が可能だ。
そのほか、AIエージェントとの連携で作業を効率化し、サーバーやネットワークなどの設定を統一されたAPIで一括管理。AIが用途に応じてCPU・メモリ・ストレージの最適な組み合わせを分析し、最適な構成を提案する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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