電通総研は7月28日、同社のマイクロサービス開発基盤「M5」に金融機能「M5 Finance」を追加し、金融機関・金融サービス業向け自社システムおよび製品開発への適用を開始した。
これまで、同社が金融機関向けのシステム開発を行う際は、契約管理、入出金管理、仕分け管理など機能を顧客ごとに開発していたため、開発期間の短縮化やコストコントロールが課題となっていた。
そこで同社は、法人融資、個人融資、リース、ファンドなど金融業務システムで共通利用する機能をマイクロサービスとして拡充した「M5 Finance」を、同社のJava製開発基盤「M5」に追加。
これにより、契約の登録から削除、キャッシュフロー生成までの一元管理機能や、入出金情報の検索・照会から請求書発行までの資金管理業務機能の開発が効率化される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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