HERPは2025年8月27日、企業の採用活動に関与する経営者や人事担当者181名を対象に、生成AI活用状況の実態調査を発表した。調査結果によると、95.0%が生成AIを何らかの形で業務に活用しており、採用業務に限定すると78.0%が生成AIを導入している。


利用されている主なシーンは「求人票の作成・ブラッシュアップ」が80.1%と最も多く、次いで「スカウト文面の作成」、「候補者やエージェントとのやり取りの文面作成」と続く。ツールとしては「ChatGPT」が78.7%、「Gemini」が75.2%と高い利用率を示した。


また、経営層からの生成AI活用推進方針があり、現場でも積極的な導入が進んでいる企業が半数以上を占める。一方で、生成AI活用による採用人数や人材要件への影響は現時点で限定的であり、「変化なし」と回答した割合がともに最多だった。



人材要件が変化したとする企業では、「AIに代替されにくいスキル」や「AIを使いこなせる力」が重視される傾向が強まっている。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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