エクセルソフトは、HPC向けMPI対応アプリケーションのデバッグ/プロファイルツールであるLinaro Forgeの新バージョン「Linaro Forge 25.0」を、8月20日より日本国内で販売開始した。
「Linaro Forge」は、C/C++およびFortranで書かれた高性能なHPCアプリケーションの開発に必要なデバッグ・プロファイル環境を提供する統合ツールだ。Linux 上で動作し、シングルスレッドから MPI、OpenMP、CUDA を活用した大規模な並列コードまで幅広く対応する。
今回追加・改良された機能は、「MAP Diff」と「Thread Affinity Advisor」の2点。
「MAP Diff」は、2つのMAPプロファイル間での性能の違いを比較する機能で、Alignment Points Viewを使用することで、実行フェーズを整列させ、同一の実行段階における処理内容を揃えて確認することが可能だ。
「Thread Affinity Advisor」では、OS インデックスの表示が新たにサポートされ、論理インデックスとの切り替えが可能になった。
製品の価格や、対応するシステム要件は、同社公式ホームページから確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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