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Google、4月からパブリックプレビューされていたMongoDB互換のFirestoreを一般提供へ移行

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 米Googleにおける、モバイル/Web開発プラットフォーム「Firebase」の開発チームは、4月にGoogle Cloudにてパブリックプレビューを開始したMongoDB互換のFirestoreを一般提供へ移行したことを、8月26日(現地時間)に発表した。

 MongoDB互換のFirestoreは、新たに提供が開始されたFirestore Enterpriseエディションにて利用できる。同エディションは、MongoDB APIと互換性があるほか、200を超える強力なクエリ機能の搭載、データ型の追加、インデックスタイプの追加、パフォーマンスの改善が行われている。

 Firestore EnterpriseエディションにおけるMongoDB互換Firestoreの一般提供によって、既存のMongoDBアプリケーションコード、ドライバ、オープンソースのライブラリとツールがFirestoreで使用可能になるとともに、Firestoreはインデックスにマッピングされたクエリに限定される必要がなくなり、インデックスを作成することなく、正規表現を使用してテキストフィールドを検索するといった、より一般的なワークロードを実行できるようになる。

 また、MongoDB互換のFirestoreは、集計、ネストされた配列と集合の操作、テキスト文字列の正規表現マッチング、データのルックアップ(JOIN)といった、ユーザーからの要望が多い機能を搭載している。

 今後のリリースでは、Firestore Enterpriseエディションのすべての機能が、リアルタイム同期とオフライン機能を備えたFirebase SDK経由でも利用可能になる。

 なお、Firestore Standardエディションは今後も廃止されず、引き続き使い続けられる。また、Firestore StandardエディションからFirestore Enterpriseエディションへのアップグレードは、今後のリリースによるSDKの互換性向上後に行うことが推奨されている。

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