AWSは、8月28日、汎用コンピューティング向けの新しいインスタンスタイプ「Amazon EC2 M8i」と、そのコスト最適化版「M8i-Flex」を一般提供開始した。
これらはAWSでのみ利用可能なカスタムIntel Xeon 6プロセッサを搭載し、従来と比較して最大15%の価格性能向上、20%の性能向上、2.5倍のメモリ帯域幅を実現する。
M8iインスタンスは、最大384個のvCPUと1.5TBのメモリを提供する。大規模なアプリケーションサーバーやデータベース、ゲームサーバー、継続的に高いCPU負荷のかかるビデオストリーミングなどに役立つ。
一方、M8i-FlexインスタンスはM8iインスタンスの低コスト版。最新世代の性能でありながら、すべてのコンピューティングリソースを完全に活用しないワークロード向けに設計されている。95%の時間でフルCPU性能に達することが可能だ。
現在、旧世代の汎用インスタンスを使用している場合は、アプリケーションやワークロードを変更することなく、M8i-Flex インスタンスを導入できる。
Amazon EC2 M8iおよびM8i-Flexインスタンスは、米国東部(バージニア北部)、米国東部(オハイオ)、米国西部(オレゴン)、欧州(スペイン)のAWSリージョンで利用できるようになっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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