米GitHubは、同社がオープンソースで公開している仕様駆動開発のためのツールキット「Spec Kit」について、公式ブログの9月2日(現地時間)付の記事にて紹介している。
Spec Kitは、GitHub Copilot、Claude Code、Gemini CLIといったツールを使用して、仕様駆動開発をコーディングエージェントワークフローに導入するための構造化されたプロセスを提供する。
仕様の明確化・計画・タスク・実装という4つのフェーズで動作し、各フェーズには特定のジョブがあり、現在のタスクが完全に検証されるまで、次のフェーズには進まない。
仕様の明確化フェーズでは、開発対象とその理由を大まかに説明すると、コーディングエージェントが詳細な仕様を生成する。計画フェーズでは、コーディングエージェントに希望するスタック、アーキテクチャ、制約条件を伝えて、コーディングエージェントが包括的な技術計画を作る。タスクフェーズでは、コーディングエージェントが仕様と計画を実際の作業へと分解し、レビュー可能な小さな単位にする。実装フェーズでは、コーディングエージェントがタスクを1つずつ(または適用可能な場合は並行して)処理を行う。
Spec Kitと、GitHub Copilot、Claude Code、Gemini CLIといったコーディングエージェントとの連携は一連のシンプルなコマンドを使って行われ、その結果、コーディングエージェントにより成果物が生成される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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