Microsoftは、9月16日、「Azure Kubernetes Service(AKS)Automatic」の一般提供(GA)を発表した。
AKS Automaticは、事前設定済みで最適化され、すぐに実行可能なKubernetesを提供する新機能。アプリのリリースを自動化、Kubernetesの運用を簡素化し、安全なワークロードを実現する。
Azureでは、AKSの推奨事項に従ったスケーリング、セキュリティなどのクラスターの設定が処理されるが、Automaticクラスターは、特定のワークロード要件に基づいてコンピューティングリソースが動的に割り当てられ、調整される。
この機能によって、Kubernetesインフラストラクチャの複雑さを排除することで、開発者は拡張性とオープン性を維持しながら、アプリケーションの構築と実行に集中できるようになる。
また、「Kubernetes tax」を削減する施策として、ベストプラクティスに基づいたデフォルト設定とガードレールを備えた「Easy mode」クラスタを提供。ノードプロビジョニングやスケーリング、パッチ適用といったDay2運用をAzure側で自動管理する。
この機能を利用するには、新しいAKSクラスターを作成する際に「Automatic」オプションを選択する。詳細はブログポストを参照のこと。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です