Microsoftは、10月1日、「Microsoft Agent Framework」のパブリックプレビューを発表した。
Microsoft Agent Frameworkは、AIエージェントおよびマルチエージェント ワークフローを容易に構築・デプロイ・管理するためのオープンソースのSDK兼ランタイムである。
エンタープライズ対応のSemantic Kernel基盤とAutoGenのオーケストレーションを統合することで、試験的な開発からエンタープライズ水準での本番運用までカバーしている。Azure AI Foundry エコシステムと緊密に連携し、プロトタイプからスケールへ移行するために必要な、エンドツーエンドのツールとランタイム機能を提供する。これには、安全なクラウドホスティングや、セキュリティとコンプライアンス、CI/CD統合などが含まれている。
また、MPCサーバやA2Aのサポート、OpenAPIファーストの設計によって、オープンスタンダードと相互運用性を担保している点が特徴。さらに、Microsoft Agent Frameworkは100%オープンソースで設計されており、コミュニティ主導での拡張が期待されている。
すでに複数の企業がAgent Frameworkを試験運用している。導入にあたっては、公式ドキュメントを参照のこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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