米Googleは10月21日(現地時間)、クライアントサイド暗号化(以下、CSE)されたGoogleドキュメント・スプレッドシート・スライドで絵文字のリアクションが利用可能になると発表した。これにより、セキュリティを維持したまま表現豊かなやり取りを実現する。
新機能により、ユーザーはCSEで保護されたファイルでも、コメントや内容に対して絵文字でリアクションを付与できる。
これらのリアクションは追加、解決、削除などができ、ファイルのバージョン履歴にも反映される。また、ファイルのエクスポート時や、Google Workspace上でMicrosoft Officeファイルを編集する際にもリアクションは保持される。さらに、ファイルへの追加や削除など暗号化設定の変更があっても、リアクションの情報は失われない。
本機能の利用にあたって、管理者やユーザーの特別な設定は不要だ。Rapid Releaseドメインでは10月21日(現地時間)より1~3日以内、Scheduled Releaseドメインでは11月1日(現地時間)から最大15日間かけて提供が開始される予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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