メシウスは、業務アプリケーション開発に利用できるUIコントロールを収録した、Webアプリ開発者向けJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」の新バージョン「2025J v2」を11月13日にリリースする。
新バージョンでは、データグリッドコントロール「FlexGrid」の機能を中心に、フィルタ機能や検索が強化された。
FlexGridにフィルタリング機能を追加する「FlexGridFilter」コンポーネントにおいては、条件フィルタと値フィルタを同時に利用できるマルチフィルタ機能を新たにサポート。これにより、複雑な条件での検索や、フィルタ項目が多いケースでも柔軟な絞り込みが可能になる。
また、FlexGridに検索機能を追加する「FlexGridSearch」コンポーネントでは完全一致検索に対応した。複数の語句を含んだフレーズもひとつのキーワードとして検索できるようになったため、厳密な検索が可能になる。
さらに、FlexGridで選択範囲内のセルを更新する、refreshRangeメソッドの機能を拡張し、ヘッダセルのみの再描画を実現。これまでは行・列ヘッダを更新する際、グリッド全体を再描画するしかなかったが、今回の機能強化により作業効率の向上が想定される。
加えて、Wijmoは国際的なウェブアクセシビリティガイドラインであるWCAG 2.0 AA規格への準拠、入力機能をサポートする「Input」コントロールすべてが同規格に対応するなど、アクセシビリティの強化も図られている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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