東京都は、10月26日に実施した「都知事杯オープンデータ・ハッカソン2025」のFinal Stageで表彰された、最優秀賞である「都知事杯」、視聴者の投票から選ばれる「オーディエンス賞」などの10の賞を、10月28日に発表した。
「都知事杯オープンデータ・ハッカソン2025」は、行政が保有するデータを積極的に公開し、シビックテックや民間企業等が新たなサービスを創出することで、都民のQOL向上に繋げていく取組の一環として、東京都が開催しているもの。
5回目となる今年度は、1327名が応募していた。
今回、最優秀賞である都知事杯を獲得したのは、「Aliss」チームが提案したプロジェクト「YORUMICHI」だ。夜間光データや犯罪情報などのオープンデータを統合し、夜間でも安全なルートを提案するWebサービスで、審査委員からはその着眼点などで評価を受けた。
また、一般視聴者賞であるオーディエンス賞には、「データファーストの会Z」が提案したプロジェクト「Urban Resource Link 迷惑から調和へ、都市に新しい循環を」が選出された。このプロジェクトは、高次やイベントによる騒音問題を「価値」に転換し、住民・事業者・行政をつなぐ循環の創出を目的にしている。
公式ホームページでは、部門賞や審査委員特別賞などより詳細な受賞作品が掲載されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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