Appleは11月3日(現地時間)、統合開発環境の最新版である「Xcode 26.1」を公開した。Xcode 26.1にはSwift 6.2.1が含まれるほか、iOS 26.1やiPadOS 26.1、tvOS 26.1、macOS 26.1、visionOS 26.1向けのSDKが同梱されている。
同リリースでは、バックグラウンドでのインデックス生成が完了しない不具合の修正や、コーディングアシスタントのメモリ使用量改善などを実施。また、アプリのパフォーマンスや動作を分析できる「Instruments」においては、フィルタ利用時の計測やSwift UIトレース処理時にクラッシュしないよう修正された。
さらに、macOSアップグレード後の最初のビルド時にシミュレータの起動が失敗するケースや、visionOSで「LiveLookup」の利用時の一部でコンパイルエラーが発生する既知の不具合についても、代替手順や設定変更による回避策が案内されている。
加えて新機能として、パフォーマンスの低下など問題が発生した際に分析のために収集される「sysdiagnose」のコマンドラインツールによる取得などが追加された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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