Microsoftは11月5日(現地時間)、DocumentDB Kubernetes Operatorをオープンソースプロジェクトとして公開した。
同ソリューションでは、KubernetesのOperatorパターンを活用することで、DocumentDBのクラスター管理を、Kubernetesが本来持っている標準的な管理方法で扱えるようにする。
これにより、Kubernetes環境でのDocumentDBインスタンスのデプロイ、管理、スケーリングなどの運用業務が大幅に効率化されるようになった。
データベースの運用チームはシステムの健全性の監視に集中し、一方でアプリケーション開発者は独自に自動化を構築することなく、DBaaSに近いユーザー体験を実現する。
DocumentDB Kubernetes OperatorはLinux Foundationで運営され、今後もKubernetesやCNCFプロジェクトとの統合が進む予定だ。インストールはKubernetesのパッケージマネージャー「Helm」から可能で、GitHubリポジトリやコミュニティへの参加も呼びかけている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
