HashiCorpは、11月3日、「HCP Waypoint Actions」がGitHub Actionsワークフローをネイティブに起動できる機能をプライベートベータ版で発表した。これにより、Day-2以降のワークフローをワンクリックでCI/CD パイプラインに組み込める。
今年初めに一般公開されたHCP Waypoint Actionsは、プラットフォームチームが安全で再利用可能なワークフローを定義し、開発者がワンクリックでワークフローを利用できるもの。今回プライベートベータ版では、GitHubワークフローもネイティブにトリガーできるようになった。
定義できるGitHubのワークフローには、ソースコードのチェックアウトや、コンテナイメージのビルドと公開、インフラのプロビジョニング、テストやスキャンの実行、デプロイメント通知などが含まれる。
HCP Waypointはトリガーするワークフローを定義する一方で、GitHubワークフローのファイル自体はアプリケーションチームによって管理されるため、ガバナンスと一貫性を確保できる。
利用にあたっては、プラットフォームエンジニアがHCP Waypointで選択したGitHubリポジトリへのアクセスを許可する設定を行う。その後、HCP Waypointで新しいアクションを定義し、既存のGitHub Actionsワークフローにリンクして、受け入れる入力を指定する。開発者がHCP Waypointからアクションをトリガーするだけで、Waypointが認証を処理し入力をGitHub Actionsに渡し、ワークフローが実行される。
本機能は現在プライベートベータで提供されている。ベータプログラムへの参加などの詳細はブログポストを参照のこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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